例の先輩の高校の定演。もちろんプロとまではいかないのでしょうが上手な子がいっぱいいました。私は基本がフルート奏者なのでいつもフルートに注目してしまうのですが、音の質の違いを感じました。あとは、一つのものを作り上げていこうという熱さ。そりゃ小さいいざこざは人間ですから中にはあると思いますが、やっぱりそれを越えさせる何かがそこにはあって、すごくうらやましかった。あれを丸々、というのは大学生のレベルではないと思うし、今うちの部活のメンバーとして不可能だと思いますが、あの、熱さやわくわくする感じをもっと近くで手に入れたい!!私もその当事者になりたい!!と思ってしまいました。なんせそんな熱さって中学生のときにやった文化祭の劇ぐらい。あの頃は自分の人生がいつもばら色で、常にわくわくしたりできると思ってました。いつからその中心にいる人を冷めた目で見、傍観者になったのかな・・・・?立場とかそういうものばかり見て上手く立ち回って嫌われない方法、失敗しない方法を選んで、「確かに、成功することは目標だけど、結果的にそうならなくてもがんばったんだからいいじゃないか」って思えなくなって、情熱だけじゃ何もできないんだっておもいはじめた。あの頃一番忌み嫌っていた大人に私は今なろうとしているのかもしれない・・