ちょっとヘビーに

所で脳死の女性が子供を帝王切開で出産したってニュース知ってますか。
それって残された人のための行動なのか、それとも単純に赤ん坊のための行動なのか。
もちろん母親がいない子供が不幸だなんて馬鹿なことを言うつもりは毛頭ないけど。
私だったらどうするだろう?あっ!母親はもうそのときには何もわからないのか。
じゃあ残された人がどうするか決めたってことだね。
新しい命を誕生させるために過去の命の旅立ちを延長した。
私が家族だったとしてもそうすると思う、うん。
過去の命の分まで新しい命を大切にしてあげたいって思うかも。
でもなんだろう、この心の引っかかり。



>>米バージニア州アーリントン――当地で2日に脳死状態で女の子を出産したスーザン・トーレスさん(26)が3日、生命維持装置を外されて心臓死の状態となり死亡した。家族が明らかにした。


トーレスさんの夫ジェーソンさんの同意のもと、アーリントンの病院の医師たちは3日早朝、トーレスさんの心臓や肺を3カ月にわたり動かしてきた生命維持装置を停止させた。カトリック信者のトーレスさんにはその前に、最期の秘跡がほどこされた。


トーレスさんの夫の兄弟ジャスティン・トーレスさんが「家族にとって、喜びと悲しみがないまぜになっている。スーザンと赤ちゃんと家族のために祈り、支援してくださった皆さんに感謝します」とコメントを発表した。



国立衛生研究所(NIH)の研究者だったトーレスさんは妊娠7カ月の赤ちゃんを、帝王切開で出産。体重822グラム、体長34センチの赤ちゃんは、スーザン・アン・キャサリントーレスと名付けられた。

家族によると、トーレスさんは悪性黒色腫が脳に転移して広がったことから5月7日、脳卒中で意識不明となり、脳死状態と判定された。妊娠17週目で、家族は出産できるようになるまで生命維持装置で延命させることを希望していた。